グループホームとのかかわり

 近所(といっても自転車で20分ほど)に小規模なグループホームがあります。やや高齢なお姉さん方が交代で食事を作っているのですが人の手配がつかないときに私が出向くことがあるといった程度のお付き合いです。ボランティア活動などほとんどしたこともないので少しは現状の活動を理解しようとネットで調べて見ました。私の知っている団体のHPはありませんでした。グループホームは多くが小規模NPO法人でホームページを持っていないことにはじめて気付きました。

 福祉関連のNPO法人HPなら物品販売を目的にしませんし,人目をひく動画・フラッシュもいりません。写真・静止画を配置し,説明文を置き,他団体のHPのリンク,問い合わせメールの仕組みがあれば済むと思われます。それぐらいのHPならマニュアル片手で何とかなるかと。

 さしあたり近所の図書館でHP作成の入門書をさっと読み,最低限のタグ(命令語)の使い方をサンプル作成しつつ理解。なに詳しい理解などは出来ていないのですが,自宅パソコンでともかく作る。凝った造りでなくとも最低限の修飾は必要でしょうがそれは後からでもいいと割り切ることにしました。HPは html という言語で記述するということだけは知っていたのですが,近年は修飾関係は css(スタイルシートファイル)で別途記述するようです。入門書に書いてありました。

ホームページ開設を志す

 長年にわたって組版(編集・制作)にかかわってきたのですがオペ本職ではありません。セールスエンジニアのような立場で実作業も少しはやるといった程度です。記述言語の抽象論は何とか理解しているつもりですがそれによって成果物を作ったことはありません。

 入門書を読むところからはじめて,ともかくもホームページ(HTML)を作る。 表組みを作り,画像を配置し,他のページにリンク,問い合わせメールの設定をする。 その過程における不思議な現象(多くは私の設定ミス)を提示して,HP 制作を志す方々の参考に供することができれば望外というものです。

◎まずは入門書

 手始めに近所の図書館に行き,入門書を探しました。技術系の入門書を多く出している出版社の本を借り出しました。CD教材の添付されている本またはネットからダウンロードの準備がされている本を選ぶと良いと思います。教材を参照しつつ,のんびり1月ほどで読み終わりました。本の解説と教材とで若干の不一致がありました。奥付をみると「初版・1刷り」とあり苦笑いです。 この手の入門書の多くは「パソコンを買って,どうやらワードが使える人」を読者対象としているようです。私の読んだ本もWindows 付属の「メモ帳・ノートパッド」などを使ってHTMLの入力をする前提で書かれていました。

 一部の入門書は WORD を使ってそもそも HP を組み立てるように書かれています。たぶん最終段階まで到達しないと思われます。どのような入門書も最後の段階で HP 開設の手順が示され,FTP(アップ・ロードの道具)フリーソフトのダウンロード手順が書いてあります。そこまで示すのならば,最初からテキストエディターのフリーソフトをダウンロード,使用すべきかと思います。

 ネットに接続して「エディター フリー」と入力すればいくらでも表示されます。そこにでてくる「フリーソフト100」「窓の杜」「Vecter」といったサイトは信頼性が高いと評価されています。簡易評価を表示しているケースが多いので参考にしつつ選択・ダウンロードしてください。お使いのブラウザがグーグルクロームのとき(ダウンロードに対するチェックが厳しい),撥ねつけることもあります。その場合は,IE(比較的寛容)を使ってください。もちろん責任は負いかねますが。



 私が時々お手伝いしているグループホーム和の家はこんなところです

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